木材コンビナート内 社会見学③阪南港運㈱ チップ船
昭和41年の完成以来、木材コンビナート内には、様々な企業が進出しています。
みなさまに木材コンビナートの魅力をもっと身近に感じていただきたい。
百聞は一見にしかず。みなさんの代わりに木材コンビナート内で活躍されている
会員企業様へお伺いし、その企業の特徴や様子を楽しくお伝えできればと思います。
木材コンビナートには魅力がいっぱい!
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第3回
木材コンビナート
昭和41年全国的な木材の需要に対処するとともに防災面も考慮し、
木材の取扱いを主とした港(木材コンビナート)が建設されました。
昭和43年には忠岡・岸和田・貝塚港の三港を統合し阪南港(重要港湾)
の指定を受けました。
阪南港運㈱
設立昭和41年(同年 木材コンビナート完成)
阪南港において唯一の※一般港湾運送事業免許を保有されている
(※一般貨物の入荷から出荷まで一貫荷役作業が可能)
阪南港運㈱さんにご協力をいただき、
木材港に入港中の船の様子をお伝えしたいと思います。
チップ船(木材チップ運搬)
こちらの船はマレーシアから南洋材チップ(約7000t)を運んできました。
船からドンドン降ろします。船から全てのチップを降ろすまで作業は三日間続きます。
船の内部の様子を見てみましょう👀
船倉部分にチップを積むためのスペースがあります。
海を渡って運搬しますので、船倉には蓋があります。
よって積めるチップの量の上限は蓋が閉まるまで。
きっちり一杯ぎゅうぎゅうに詰め込んで出港しても
波に揺られて一週間。
到着後、蓋を開けると1m程度チップが沈み込んで
空間ができているそうです! なるほど。。。
この船は今晩出港予定。荷降ろし作業は終盤を迎えています。
夏の陽ざしが照り付ける中の作業、本当にご苦労様です。
今回降ろしたチップの荷主はホクシン㈱さん。
このチップはホクシン㈱さんへ運搬されます。(1日 約300t)
ホクシン㈱さんの技術によりスターウッドMDFへ加工されます。
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次は原木を運搬する船が入港の予定とのこと!
木材コンビナート内 社会見学➃阪南港運㈱ 木材船へ続きます。
近日UPいたします。