木材コンビナート内 社会見学➃ 阪南港運㈱ 木材船
昭和41年の完成以来、木材コンビナート内には、様々な企業が進出しています。
みなさまに木材コンビナートの魅力をもっと身近に感じていただきたい。
百聞は一見にしかず。みなさんの代わりに木材コンビナート内で活躍されている会員企業様
へお伺いし、その企業の特徴や様子を楽しくお伝えできればと思います。
木材コンビナートには魅力がいっぱい!
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第4回
阪南港運㈱Ⅱ 木材船
前回のチップ船に続いて木材船をご案内いたします。
本日はあいにくの曇り空。小雨もぱらついています。
木材船(30000t)
カナダから米松を運搬してきました。
2週間かけて阪南港へ到着。 大きいですΣ(・ω・ノ)ノ!
乗組員さん。長期間自宅へは帰れません。
阪南港(大阪)、松山、新宮、韓国へと順に運びます。
船には4基のクレーンがついており、どんどん原木を降ろしています。
がしっ!!と掴み降ろします。
スイスイ運びます。
降ろした原木を手際よく重機で運びます。
この重機はログローダー。
とても大きな重機です。丸太を運びます。
船内はどうなっているのでしょう?
覗いてみましょう👀
船内も材木でいっぱい!見渡す限り丸太・丸太・丸太!!
いったい何本あるのでしょうか? 何本ではなく単位は㎥で表すそうです。
今回阪南港運㈱さんの分は4000㎥(全体の1/8)降ろします。
残りは、次の港へ。
クレーンにはもちろん運転手さんが乗務しています。
1基のクレーンに30の文字がみえます。30tまで持ち上げられる⁈ すごい!!
ふと思いました。
、、、、こんなに沢山の原木があると、数本くらい足らなくても
わからないのでは(・・?
阪南港運㈱の石原社長へおバカなことを聞いてしまいました。
『大丈夫。原木にはすべてナンバリングしてあるから。ほら、足元にある木を見て。』
おバカな質問にも、嫌な顔一つせず、にこやかに教えて下さいました。
えっ? あっ! 本当です💦 見えますか? 三六!!
よーく見ると確かに。
教えていただかなければ傷にしか見えていませんでした(;’∀’)
沢山ある原木すべてにこのようにナンバリングして管理されているそうです。
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外国から原木が輸入されているんですね。
今回は、カナダから。船に積まれた沢山の丸太を見ていると
広大なカナダの自然いっぱいの風景が浮かんできました。(行ってみたい)
現地で木を切る人。運ぶ人。いろんな国のいろんな人の労力によって
木材が阪南港にやってくるんですね。
今日のこの原木が加工され、もしかしたら廻って
みなさんのお家にやってくるかもしれません。