木材コンビナート内 社会見学⑥ ホクシン㈱スターウッド工場
岸和田市立小学校では、社会科で『岸和田市のようす』について学習しています✍
例年、小学生を乗せた、社会見学のバスが、木材コンビナートにもやってきます🚌
平成29年9月20日放課後~ 小学校の先生方が、今後の学習の充実を図るため、
木材コンビナートへ見学に来られました。
今回、先生方総勢28名と、ホクシン㈱の工場見学をご一緒させて頂きました。
その時の様子をお伝えさせて頂きたいと思います❕
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第6回 ホクシン㈱スターウッド工場
(ホクシン㈱HPより)
日本で初めてMDF(スターウッド)を開発されたのが、ホクシン㈱さんです。
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入野社長(弊会副会長)よりご挨拶。
説明ビデオを見せて頂き、軽く予習後、ご用意頂いていた
ゲスト用作業着に着替えます。
工場見学はヘルメット着用必須です。安全第一⚠
2班に分かれて見学開始
よろしくお願いします‼
大きなチップサプライヤーが見えます。木材チップが詰まっています。
広大な構内に、先生方も感心しておられました。
チップを積んだトラックが入ってきました 🚚 🚚 !
トラックダンパー(車両からの荷下ろし)
機械に乗せられたトラックがどんどん斜めになっていきます。ス、スゴイ!
つい、見とれてしまいました👀
トラックに積まれたチップが、バサーッ!と荷下ろしされます。
折々に危険回避のための、オルゴール音が流れます🎶
車が動きますよ~のサインですね。
チップが運ばれます。パイプの中もチップが送られています。
運ばれたチップは蒸してやわらかく加工。
フラッシュドライヤー
要塞のようです。
工場内部はまるで秘密基地!! 熱気がすごいです。
工場内部は、かなりの高温です💦
危険区域では有資格者が、測定器を着けて作業されるそうです。☢
特殊な刃で、チップを細かく粉砕。
チップが、ファイバー状に加工されます。
チップが粉砕され、出来た木質繊維と接着剤をブレンド。
接着剤も目的に応じて、自社で特別配合されているそうです。
所々に従業員さんによる、注意喚起の言葉が目を引きます。
ファイバー状だった物が、板状に形成され、どんどん出てきます!
この段階では、まだ圧縮されていません。
下から上へとプレスされます。
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プレスされ、厚みが半分以下になっています。
複雑そうですが・・
機械のオペレーションは、先輩の指導の元、
半年程度で1人で出来るようになるそうです!
乾燥された板に、潤いが与えられます。
潤い不足は、歪みの原因になるそうです。
磨き 整えられ、MDFの完成です。
興味津々!
滑らかな表面です。触らせていただきました。
製品が運搬されていきます 🚚 どこに行くのかな~?
ペレット
ラインではねられてしまったファイバーは、木材ペレット燃料としてリサイクルされています。
ホクシン㈱さんの外壁は、MDFに絵を描いたもので20年以上経つそうです。
雨ざらし&潮風の当たる場所なのに・・相当丈夫なんですね!
見学終了‼ ありがとうございました。
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先生方は、見学の折々に、熱心に質問されておりました。
『子どもたちが、見学出来たら、喜ぶと思います。』
『子どもたちの安全を確保し、作業の邪魔にならないように検討が必要です。』
等々、生徒さん達のために色々と考えておられることがよく伝わってきました。
日本でも数少ない、『木材コンビナート』が自分たちの住んでいる『岸和田市』に
あることを是非!!岸和田っ子のみなさんに、知って頂きたい!
大阪木材コンビナート協会は、今後の『岸和田市のようす』についての学習内容が、
より一層充実したものになることを願い、応援しております。